JC総研(旧JA総研)所長さんのコラム『TPP反対の大義』を読み、感じたこと、考えたこと、そして提案したいこと~時間軸と空間軸の基本視点に立ち返る』より抜粋。
ところで細川内閣により、何と翌年の予算で「ウルグアイラウンド農業合意関連国内対策事業費」として6兆100 億円が組まれました。おそらく政策受諾の対価として農村をなだめるために、要するに金をバラまいたのでしょう。そのほとんどはいろいろな建物や施設に使われました。土地改良や水利施設の改善などをやったところも幾分あったでしょうが、多くは建物など目に見える構築物になったのではないかと思います。その結果がどうなっているかを私は可能なかぎりあちこち農村を訪ねるたびに見たり聞いたりしているのですが、多くは朽ち果てているか使っていない、ただ残骸だけが多くの所ではむなしく残っていました。
ということで6兆円のほとんどは土建屋さんの仕事になり、日本農業のためには役に立たなかったようだ。
