2011年7月19日火曜日

コメ先物上場に関する動きをどう見るか

 週刊ダイヤモンドの記事「72年ぶりのコメ先物市場再開阻止できなかった農協の焦り」に「JAがコメ先物上場をいやがるのは、価格決定権を脅かされるから」とある。それはそうなのだが、実のところ大した反対理由などなく「先物はなんだかわからないから反対」なのだと推察する。反対してそれを通すことができれば、政治力を誇示することもできるわけだし。JAはコメ卸にリベート支給を条件に高値で売却したのがばれて公正取引委員会から怒られたことがあったが、いま堂々とそんなことができるとも思えず、現在JAに絶対的な価格決定権があるか疑問だ。
 ところでコメ先物は予想より早く東西取引所共に8月8日上場で「そんなに急いで客は集まるのか?」と思ったのだが、ついでに東穀取のTOCOMへの農産物市場移管が東穀取の意向で破談になったりしている。将来の両取引所の統合(TOCOMが東穀取を吸収)もなくなったわけだ。

 TOCOMと統合になると農水省の天下りポストはなくなるだろうから、コメ先物がうまくゆくかわからないが、コメに賭けて東穀取単独で生き残りたいということなのだろう。上場が早まったのも政治側の気が変わらないうちにやってしまえということで、農水省の天下りポスト確保しか考えていないと見るとこれらの動きは理解できる。
 「コメ市場に大規模な投機資金が流入」なんてこと言う人がいるけど流動性が期待できない市場に大手機関投資家が参加などしない。コメ先物がらみの動きは「天下りポスト維持したい農水省」と「政治的影響力を保持したいJA」の思惑によるもので、日本の商品先物市場の将来とか、稲作の将来などは誰も考えていないと思われるのでそう騒ぐことはないだろう。なんともお粗末である。
 東穀取のコメ市場は期待できないが、関西の方はかつての「関西輸入大豆」のような、一部の相場マニアに愛される市場として細々と存続して欲しいと思う。どうせならば手振り売買を復活させて、USTREAMで立会いを実況するなどすれば面白い。日本の商品先物市場は「経済的余裕のある大人の遊び」というコンセプトで生き残るのがよいだろう。

2011年7月15日金曜日

関東のアルバイト平均時給が堅調

 毎日コミュニケーションズ調査の「マイコミバイト~2011年6月平均時給データ」によると、関東エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県)の時給が堅調である。職種としては「サービス」と「講師・保育・インストラクター」が強い。首都圏とそれ以外の地域との景況差を表しているかのようだ。

2011年7月13日水曜日

関西の電力事情

 東京電力管内では節電努力がされており、この夏は停電なしで切り抜けられそうなわけだが、関西電力の方が厳しそうな感じだ。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「日本経済ウォッチ(2011年7月号)」にあった図を見ると、関西の節電はあまりなされていないように見える。関西は15%節電「努力」なわけだし、橋下知事がそれを断ったり、またそもそも西日本の人たちはエネルギー問題への関心が低いなどの理由があるのだろう。
 家庭の節電はあまり期待できそうもないわけだが、中小事業者はどうだろう。大阪市信用金庫の調査によると、「節電強化する」は52.2%であまり協力的ではないように見える。関西電力もこういった傾向は把握しているはずだが、あまり騒がないのは、実は電力供給に余裕があるからだろうか?

2011年7月11日月曜日

婦民会館


 横浜線の矢部駅の近くに「婦民会館」という施設がある。「会館」といっても店舗付き住宅みたいなものだが。表札には「婦人民主クラブ全国協議会」とあり、「国鉄闘争の火を消すな 1047名解雇撤回」「労働者の力で被災地救援 震災解雇を許さない!」などと書いた垂れ幕が掛かっている。
 実はこの建物、以前は印刷屋かつ西村綾子前相模原市議(この前の統一地方選挙で落選)の事務所であったが、いつの間にか改装されて「婦民会館」となった。
 婦人民主クラブ全国協議会は、現在3つある「婦人民主クラブ」の一つである。「婦人民主クラブ」(日本共産党中央委員会系)、「ふぇみん婦人民主クラブ」(特定政党との関係はないと思う)そして「婦人民主クラブ全国協議会」(革命的共産主義者同盟全国委員会の中央派系)が存在する。
 革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)の機関紙である「前進」によると、この婦民会館は2008年12月7日に完成したとある。「戦争阻止と革命に勝利する出撃拠点」だそうだ。横浜線をはさんで相模総合補給廠の向かいにあるので、抗議活動等の出撃には便利なのだろう。

 会館の前には「ご自由にお持ちください」と機関紙の「婦人民主クラブ」他各種パンフレットや署名用紙などが置かれていた。近隣の「共産趣味者」の方は一度訪問されたらいかがだろう。場所はこちら


2011年7月5日火曜日

バスマティライス


 インド式のカレーをよく作るのだけれども、それに合うコメといえばやはりバスマティライスだ。いつも買う店で置かなくなったので、ペルシャ貿易から「インド産バスマティライス(Kohinoor) 5kg」というのを取り寄せた。インド産にしては安いが、この会社が直接入札したからだと書いてある。写真のようにジュート袋に入っており、雰囲気がある。
 バスマティライスは日本のコメと違い、ヒネの方が評価が高いらしい。今回購入したのは2年間寝かせたものだという。
 とりあえず炊いてみたが、いままで食べていたのより香りが良いと思う。そんなに色々なバスマティライスを食べているわけではないのでよくわからないが、悪くはなさそうだ。
 ペルシャ貿易有限会社はイラン人が30年前からやっている会社のようで、卸が主な感じだ。クレジットカード決済だと手数料5%が必要である。送料は\5,000以上で先方持ちとなる。発送は素早く取引に問題はなかった。

2011年7月4日月曜日

コメが値上がりする?

 「週刊ライス・ビジネス」編集長さんのblogによると、政府はコメ市中相場を高値誘導していると推測されるらしい。高騰すれば所得保障の変動部分を支払わなくてよいからだ。
 このエントリーは5月末に上がったものだが、関西商品取引所コメ指数KRI(日刊米穀市況速報調査価格より算出)は現在更に上昇している。
 さてコメ先物試験上場が決定したが、正直こんなにあっさり決まるとは思っていなかった。そもそも流動性が確保されるとは考えられないので興味もなく、スペックも知らなかった。遅ればせながら「コメ試験上場の提案(改訂版、平成23年6月)~ 先物市場の機能と影響の検証」という文章を読んでみたが、当業者がそこそこ参加を表明しているのが意外であった(同文書の11ページ参照)。東穀取が商品先物取引業者以外が37社、関西商品取が商品先物取引業者とその他(個人等)以外の当業者が46社である。関西の「その他(個人等)」は以前からの個人会員の人だろうか?特に関西は受け渡し単位が50俵(=3トン)なので中小業者が扱いやすいのだろう。一般の投機家がどの程度参加するかわからないが、そんなに先行き悲観するでもないように思えてきた。

 取引開始は連休明けの9月20日で全限月新穀にて開始なんだろうけど、政府は高値誘導するインセンティブがあるし、震災や原発事故の影響で高いということにもしやすいし、市場も盛り上がるのでコメは値上がりするんじゃないだろうか。
 日本の商品先物市場の特徴だが「出来高が期先に集中する」という現象がある。先行き値上がり期待で期先限月に人気が付くと、先物カーブが立ってくるわけだ。当業者で売りヘッジしたり、現物を受ける前提で期近買建、期先売建のサヤ取りを行う人にとっては、値上がり人気はとても有利だ。値上がりすれば政府も生産者も文句はないだろう。消費者については「今年は震災の影響」ということで納得してもらえばいい。行き過ぎたら政府が備蓄米放出で冷やすこともできるわけだし。
 ただし現在は先物取引については不招請勧誘禁止(一部例外あるが実質全面禁止)なので、ガソリン上場の時のような盛り上がりは到底期待できない。
 ところで「週刊ライス・ビジネス」編集長さんが「落ちた農協の政治力」と書いているのだが全く同感で、政権交代の影響が大きいのだろうが、農水省も「小規模農家の整理」を決めたのかも知れない。近年農地の流動化が加速しているようだが、無秩序な農地集約よりも計画立てて行いたいはずで、農水省にとってもすでに農協はお荷物になっている可能性がある。そう考えるとコメ先物試験上場が簡単に決まったのもわかるような気がする。

2011年6月27日月曜日

ベトナム製のクッキー

 クリエイトSDというドラッグストアーにて158円で購入。内容量400gもあるので100gあたり40円もしないということになる。ベトナムのキンドー社(KINH DO)と日本の会社の共同開発品のようで、製造は当然ベトナムである。味は悪くなく割安感がある。キンドー社は有名な大手食品メーカー、パン屋チェーンらしい。「キンドー社」で検索するとまずい月餅の話などが見つかるが、このクッキーは問題なかった。